<お宝まんじゅうとは>
お宝まんじゅうは、2016年4月民家を利用して始まりました。子どもから老人まで障害の有無に関わらず集える共生型のサロンです。名前の由来は、参加者の認知症の人が、子どもが来ると「お宝まんじゅうが来た!」と喜んだことからでした。この地域では、その昔子どもを「お宝まんじゅう」と呼んで大切にしていました。このサロンでは、子どもだけでなく参加するすべての人が「お宝」で大切な存在であるとの思いを込めて付けた名前です。
<お宝まんじゅうの理念>
一人一人が主人公
「お宝まんじゅう」に集まる私たち一人一人が主人公です。特性をもった個人が自由に集まることで生まれる関係性や役割を大切にします。お互いを認め合う、支え合うことで自己肯定感が育っていきます。それは本人の体調や情緒の安定につながり、家族の支援にもなります。
私たちは学ぶことを大切にしています。お互いに学び合うのはもちろんのこと、他の地域実践を見学したり、専門家や地元の達人を招いて基礎知識や物の見方についても幅ひろく学んでいきます。
「お宝まんじゅう」の活動を発信し、地域の内外や全国の方たちと繋がるネットワークを作りをしていきます。このことにより、社会的孤立のない生きやすい社会をつくることに貢献したいと考えています
お宝まんじゅう代表 山田弥生
<活動について>
毎月第1、3日曜日の午後1:30~ 4:00お宝まんじゅうという名の集まりがあります。この集まりが原型で、中心的活動です。おしゃべり、おやつ作り、誕生会、回想法、笹の葉作業、造形、さをり織、ゲーム、ストレスリダクション、音楽、数字あそび、折り紙、気功等参加者がしたいことを中心に活動しています。そのなかで2021年度から以下の新たな集まりが出来て活動を始めました。
編物(愛夢編むアムール)
毎月第2,4金曜日午後
絵手紙(サークル彩)
毎月第1,3金曜日午後
ギター教室
毎月第2月曜日、第4日曜日午後
学習支援 (ワクワクタイム)
毎週金曜日夕方、毎月第2、5日曜日午後
ケーキつくり
毎月第4土曜日午後
将棋クラブ
毎月第2、4日曜日午後
花とあそぼう
毎月1回 適宜
その他随時 学習会、会議、ほろ酔いコンサートを行っています。そして、デリバリーステージと協働して、地域に向けて音楽と講演会をセットにした「あなたと創るハーモニー」を行っています。
また、お宝まんじゅうの部屋を地域の様々な団体、グループに貸し出して研修会や会議等に使ってもらっています。
利用料は原則 一人1回100円ですが、グループによっては材料代、資料代がかかります。